【退去時のトラブルを未然に防ぐ!】敷金の償却・敷引きについて

【退去時のトラブルを未然に防ぐ!】敷金の償却・敷引きについて

こんにちは!黒猫賃貸【風俗・水商売・夜職専門不動産】(の中の人)です。

お部屋探しをするとき、下記のような質問をいただくことがあります。

フィリコ
そもそも敷金って何?どんなお金なの?
リシャール
敷金の敷引や償却ってあまり聞かないけどどういうことなの?

この記事では、敷金・敷金の償却について詳しく説明していきます。

この記事は約5分で読めます。

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目次

敷金について

敷金とは、入居時に大家さんに「預け金」として支払う一時金のことを指します。賃貸物件を借りる際の担保のようなお金です。

敷金の使用目的は、退去時の原状回復費用で、預けた敷金内で退去後の修繕が間に合えば、差額は返金されます。

敷金返金についての具体例で確認してみましょう。

【敷金返金についての具体例】

家賃が10万円、敷金1ヵ月の物件だった場合、

  1. 敷金:10万円
  2. 原状回復費用:4万円

①-②で差額の6万円がお部屋を明け渡した後に返金されることになります。

では、敷金の“償却”とはどういうことなのでしょうか?

敷引の償却について

敷金の“償却”とは、契約の段階であらかじめ定められた金額は返金しないということを意味します。
本来、「敷金」とは前述の具体例で示した通り、原状回復費用を差し引いた差額が退去時に返金されるものです。
敷金の償却は、契約内容によっては“敷引き”と表現されることもあります。
償却といえども、“基本的には”敷金同様に退去した物件の原状回復に充てられることが使用目的となっています。

【敷金“償却”についての具体例】

家賃が10万円、敷金が2か月、敷引きが1ヵ月分の場合、

  1. 敷金:20万円
  2. 敷引き:10万円
①-②で返金額:10万円(満額返金された場合)になります。
②の敷引きはどれほどお部屋を綺麗に使用したとしても返金されません。
もし実際の原状回復費用が最少額より安かったとしても、その差額分が借主に返金されることはないのです。
あくまでも、敷引き・償却金を支払ったからといって、退去費用がかからないというわけではないので、その点は注意が必要です。

まとめ

敷金の件で「こんなの聞いてない!」と退去時にトラブルにならないよう、申込時・契約時にはしっかりと契約内容を確認するようにしましょう。

この記事があなたのお引越しに少しでもお役に立てれば幸いです。


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明日もあなたが健康に、そして1,000円でも多く稼げる1日となりますように。

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この記事を書いた人

都内在住の不動産屋スタッフです。年齢はアラサー。猫・柴犬・スイーツ・サッカーが好き。毎月8名前後、年間で約100名程の夜職をされている方のお引越しのお手伝いをさせていただきます。ネット回線の代理店に1年間勤務していた関係でネット関連も詳しいです。

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