現役セラピストが語る夜職に励む上で忘れてはいけない昼職の感覚とは?

現役セラピストが語る夜職に励む上で忘れてはいけない昼職の感覚とは?

こんにちは!セラピストの佐々木さんです。

業界歴の浅いセラピストさんへ向けた経験談やお役立ち情報を紹介しています。

今回は、夜職に励む上で「忘れてはいけない昼職の感覚」について取り上げてみます。

夜職の業界歴が長くなると、知らないうちに昼職との感覚にズレが生じます。

佐々木さんは夜職の事は絶対バレたくない人ですが、徐々に染まっているなと感じることが多々あります。

金銭感覚はその代表ですよね。他にも無意識の言動で周囲に「あれ?」と思われているかもしれません。

目次

意外なところでバレてるかも!?昼職同僚に見た夜職っぽさ

昼職同僚に移る夜職っぽさ

いずれは昼職に復帰したい。昼職1本にしたい人は多いのではないでしょうか。夜職の収入は魅力的ですが、その反面、身バレなどのリスクはつきもの。

夜職のメリット

  • 昼職より稼げる
  • 働き方にもよるが、自由な時間が増える

夜職のデメリット

  • 身バレのリスクがある
  • 本強や盗撮によりメンタルをやられる
  • 風俗店勤務の場合、性病などのリスクがある

私は昼職1本の頃、夜職を掛け持ちしている同僚がいました。

ここでは仮に「Aさん」とします。私はAさんの言動で「夜っぽい」と感じた事が多々ありました。

その時の事をご紹介します。

男性との距離が近い

とても真面目な職場だったので、彼女の距離感は目立っていました。

例えば隣のデスクの男性と会話する時、大多数の同僚女性が体は前を向いたまま顔だけ男性の方を向いていました。女性同士で会話する時もそうです。仕事の合間にポツポツ会話。早々に会話を切り上げて仕事に集中する。そんな人が多い職場でした。

Aさんは毎回体ごと男性側を向いて楽しくお喋りしています。

仕事の手を止めて体ごと男性の方を向く。さらに少し椅子を男性側に寄せるくらいの距離感。「わぁ凄〜い!」と手を叩いたり、前のめりで笑ったりいつも楽しそうでした。彼女と席が近い同僚が「煩くて集中できない…。」と零すほどでした。

当時Aさんに対して、私は「おしゃべりと男性が大好きな女の子」という印象を持っていました。しかし、自分も夜の業界に足を踏み入れてみると、あれは接客時の距離感なのだと分かりました。彼女が働いていたのはお酒を提供するお店です。

彼女のとった「つま先から相手の方を向く」、「前のめり」は心理学的に「好意」を表現するテクニックです。

今なら彼女の事情も分かるのですが、「何か近くない?おしゃべり長くないですか?」という感覚を忘れないようにしています。

大きな声で話せない事は、肩を寄せ合って筆談で内緒話をしていました。メールもチャットもあるのにわざわざ既婚の男性と筆談しているのは彼女だけでした。

彼女は愛想が良くムードメーカーですが、都度手が止まるので次第に仕事を任されなくなりました。

手書きメッセージ書きたがり

今なら夜の女の子はメッセージカードに慣れているし、おじ様世代への対応が上手いのは分かります。付箋メモを渡す事は良くありますが、彼女はメッセージカードを社長クラスの人に渡していました。

「男性は手作りが好きなんです。」と手作りに見えるお菓子を配ったりもしていました。実際は既製品だったので、それ含めて夜っぽい感じがします。

彼女は昼の職場でもおじ様からのウケが抜群でした。20代の男性はいませんでした。

まさに、夜職の女性がそのまま昼に来るとこうなるという実例でした。

夜職の女性の中には男性に興味が無い人が多くいます。

Aさんは元々男性が好きで接客テクニックも加わったタイプに見えました。

ちやほやされたい願望の現れかもしれません。

人のことは言えません。じわじわと染まる夜の業界。

色々Aさんの事を書きましたが、私も人の事は言えません。

昼とのズレを意識しないと浮いてしまいそうです。

既に夜職を始める前と変わった事が幾つかあります。

周りの男性が優しくなった

昼職の同僚が優しくなったのを感じます。今までは何も無かったのに、「あとは僕がやっておくよ。」とか。

また、夜職でお客様から差し入れを頂く事はよくあります。最近は夜職以外でも頂く機会が増えました。女性にも頂きますが、男性に頂く事の方が多いです。電話やメールで済むのに「せっかくですから会いませんか。」も。

昼と夜では適切な距離感が違う事を忘れてはいけません。昼職の方が距離の取り方は難しい気がします。

下ネタ耐性がついた

以前は下ネタなんて恥ずかしいし下品で無理でした。今ではお客様に下ネタを振られる事もありますし、ライトなものなら平気です。

お客様と真面目に性的な話をする事もあります。

金銭感覚

これはあるあるですよね。豪遊は無くとも、金額を気にしない事が増えました。

美容院で1番良いトリートメントをお願いしたり、ささやかな出費の積み重ねに鈍くなりました。

外部講習も殆どが1万円以上なので、万単位の出費が増えました。

自分で稼いだお金で贅沢をするのは自由だと思いますが、必死だった頃の感覚を忘れてはいけません。金銭感覚の違いで友情にヒビが入る事もあります。

お金の使い方は考えないと夜を卒業できなくなりそうです。

連絡が取れない

既に怪しまれています。夜の時間に連絡が取れない事が増えたねと言われました。

夜勤の仕事をしていると伝えて難を逃れています。嘘では無いですが、細かく突っ込まれた時の対策が必要です。

昼職」という言葉

「昼職」という言葉を使うのは夜職の人だけです。

この言葉を知っている人には夜職経験者だとバレます。知らない人が聞いても違和感を覚えます。ポロっと言わないように注意。言葉選びは慎重に。

施術したくなる

男女問わず疲れている人には施術したくなります。職業病ですね。

メンズエステの場合、本格的にリラクゼーションを学んで独立する事もできます。個人サロンをオープンしているセラピストもいます。そういう意味ではキャリア形成しやすい夜職かもしれません。

高い技術力のセラピストは沢山いるのですよ。

偏見が無くなった

皆、様々な事情で夜のお仕事をしています。学費や子育て、将来の夢の為に頑張っている人が沢山います。

業界に入って「夜職=男性が好き、金銭感覚が荒い、派手好き」とは限らないと知りました。

最後に

昼職復帰を考えている人は、昼夜の違いを忘れないようにしましょう。優劣はありませんが、性質が違います。

メンズエステの接客経験でお昼の仕事に活かせる事は複数あるので、バレないように上手く取り入れて今後の人生を豊かにしてください!

次回は「盗撮」について取り上げてみます。

現役セラピストが語る夜職に励む上で忘れてはいけない昼職の感覚とは?

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この記事を書いた人

メンズエステセラピスト。セラピストとしての経験談や役に立った事をお伝えしていきます。業界歴が浅いセラピストさんのお役に立てれば。キラキラした事はあまり書かないかも!?

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