保証会社ジェイリースは夜職や水商売には厳しいの?企業情報や審査基準レベルを徹底解説

こんにちは!黒猫賃貸【風俗・水商売・夜職専門不動産】の中の人です。

ジェイリースを不動産屋さんで連帯保証人としてすすめられたけど、一体どういう会社なの?利用料金プランや夜職・水商売・個人事業主にとって審査は厳しいのかも気になります。そこで、今回はジェイリースの企業情報と審査条件について詳しく解説していきましょう。

この記事は、普段から風俗業・水商売専門にお部屋探しをする不動産会社に勤務する現役営業マンが執筆しているので、信憑性は確かです!

目次

保証会社のジェイリースとは?

保証会社のジェイリース
引用:ジェイリース 公式ホームページ

ジェイリースは「家賃」と「医療費」の保証に特化した東証1部上場企業です。

日本経団連にも加盟しており、代表者の「中島拓(なかしまひらく)」氏は、中途視覚障がい者の就学・就労支援を目的とした「中島拓奨学基金」の理事長や、LICC(全国賃貸保証業協会)常務理事なども兼任しています。

地元大分ではNPO法人の名誉理事長も務め、いくつかの著書も発行するなどかなりアクティブな代表居るの企業です。地元大分に拠点を構えるサッカー実業団「ジェイリースFC」を有しています。

ジェイリース会社概要

企業名

ジェイリース株式会社

設立

2004年2月

従業員数

334名
大分本社所在地〒870−0034
大分県大分市都町1−3−19大分中央ビル7F

TEL

097−534−2277
東京本社所在地〒163−1108
東京都新宿区西新宿6−22−1新宿スクエアタワー8F

TEL

03−5909−1241
加盟信用情報機関・日本住宅管理協会
・JICC(株式会社日本信用情報機構)
・LICC(全国賃貸保証業協会)
(※各データは2020年3月現在のもの)

主な加盟団体としては、まず「日本賃貸住宅管理協会」に加盟しており、同協会の「JPM(家賃債務保証事業者協議会)」の定める自主ルールに基づいて運営されています。国の定める「家賃保証債務業者」にも登録済みの認定企業です。

保証事業での申し込みに利用する信用情報機関は主に「LICC(全国賃貸保証業協会)」となりますが、貸金業与信に使われる「JICC(株式会社日本信用情報機構)」にも登録済みです。

ジェイリースの特徴

ジェイリースの特徴は「職業・国籍問わず」の基準と「最短20分」のスピード審査です。家賃の引き落としは「収納代行」方式で利用することになります。

ジェイリースは日本語以外にも「英語・中国語・韓国語・スペイン語・ベトナム語・ネパール語」に対応しています。

また、独自の「医療機関の医療費立替え事業」を、家賃保証事業のノウハウを活かして展開中。契約している患者が入院費用を支払えなかったときに、ジェイリースが連帯保証人となって病院側に代位弁済するというシステムです。

2020年4月の民法改正に伴い「連帯保証債務の限度額の明記」が義務化され、入院患者の連帯保証には「明確な限度額」の記載が必要になりました。

しかし、この「限度額」という高額な金額記載では、連帯保証人探しは非常に困難です。この点をサポートすることで、医療費の未払いに問題に悩む多くの病院関係者だけでなく、保証人探しが困難な高齢の入院患者からも歓迎される事業となっています。

ジェイリースの審査時間・利用料金は?

ジェイリースの審査時間と利用料金については次のようになります。

審査時間最短20分〜2日程度
審査結果原則不動産会社に通達
本人確認本人・勤務先への在籍確認の可能性あり

審査の在籍確認については、在籍が証明できる「社員証・社会保険証」の提示がある場合はありません。

ジェイリース利用料金(保証料)

ジェイリースの保証料は、ご利用するプランにより4パターン用意されています。

●毎月/毎年支払い型プラン

初回保証料月額賃料の30%
毎月保証料500円
年間更新料10,000円

「初回+月額+更新料」のプランで、初回の最低保証料は15,000円です。

●毎年支払い型プラン

月額賃料の50%
毎月保証料なし
年間更新料10,000円

「初回+更新料」のプランで、初回の最低保証料は20,000円です。

●毎月支払い型プラン

初回保証料月額賃料の50%
毎月保証料800円
年間更新料なし

「初回+月額」のプランで、初回の最低保証料は20,000円です。

●一括支払い型プラン

初回保証料月額賃料の80%
毎月保証料なし
年間更新料なし

「初回のみ」のプランで、初回の最低保証料は25,000円です。

ジェイリースの審査基準は厳しいの?

加盟団体別 賃貸 保証会社一覧表

ジェイリースの保証審査レベルは「中の上」と言えます。一般的な信用系の保証会社の基準を満たしていれば問題ないと思われますが、公式サイト上では「信販系の審査を行う」ことも明記されている点に注意しましょう。

このときには、LICC(全国賃貸保証業協会)とJICC(日本信用情報機構)の2つの審査を通過する必要があります。ジェイリースは「信用系」の保証会社として扱われていますが、上場企業ということもあり「信販系」の基準を意識した方が良いかもしれません。

ジェイリースの審査について

ジェイリースの入居審査は、原則LICC(全国賃貸保証業協会)ベースに行われることになっており、この場合はLICCでの事故情報がなければ大きな問題はないことになります。

外国籍やフリーランス(個人事業主)の人にも前向きで、ジェイリースの公式サイト上でも「勤続年数や職業に関わらない」としていますので、夜職や水商売の人でも問題なく利用できると言えます。

ジェイリースは金融ブラックでも大丈夫?

ジェイリースでは「信販系審査を活用する」という記載があり、JICCによる審査が行われる可能性があります。このときは、履歴が金融ブラックと呼ばれる状態だと厳しいかもしれません。

資産情報の開示や、別途連帯保証人をつけるなどの条件でクリアできることもあるので、不動産屋さんの担当者に事前に相談してみましょう。

ジェイリースの入居審査が通りやすい人とは?

ジェイリースの審査が通りやすい人としては次のようになります。

ジェイリースの入居審査が通りやすい人
  • 勤務先(定職)がある
  • 勤続年数が長い
  • 定期収入が定まっている
  • LICC情報が良好である

主に社会的に信頼性の高い人ほど有利です。

しかし、夜職・水商売・個人事業主の人などでも、定期的な収入があるならば職業に関しては重要視されません。あとは収入と家賃のバランスを意識しておきましょう。

ジェイリースの入居審査が通りにくい人は?

ジェイリースの審査が通りにくい人の傾向としては、次のようなことが考えられます。

ジェイリースの入居審査が通りにくい人
  • LICCに事故情報がある
  • 無職である
  • 身内など緊急連絡先がない
  • 収入に対して家賃が見合わない

LICCでの事故履歴があるとかなり厳しいものになると予想され、ほかに定期的な収入がなく、連絡先もないなどの状態は大きくマイナスになります。

ジェイリースから入居審査時に電話がかかってくるとしたら?

入居審査時には、ジェイリースから本人確認や在籍確認の件で、申込者や緊急連絡先、連帯保証人、加えて勤務先に電話がかかってくる可能性があります。

ジェイリースの電話番号0570-006-656

ジェイリースは夜職・水商売・個人事業主でも難しくない

ジェイリースでは、医療費の保証事業も展開している点から、万一の入院などによる家賃滞納時も頼れる存在であるといえます。

また、個人事業主の人などで収入に不安がでたときも、公的支援策によるアドバイスにも積極的です。

多くのボランティア活動や医療費の保証など、社会的弱者や高齢者に前向きな姿勢は見えますが、LICCの常任理事という肩書きがあるので、この基準を満たすことは最低限となるでしょう。

LICCの基準、および信販系の問題さえなければ、勤務期間や職業による問題はありませんので、夜職・水商売・個人事業主の人でも前向きな審査をしてくれるといえます。

そういう意味では、全保連やエルズサポート、アーク賃貸保証などで家賃の滞納歴があったり、クレジットカードや携帯料金の滞納歴がある方は審査を避けるべき保証会社と言えるでしょう。

お引越しのご相談は
夜職専門の黒猫賃貸

キャバクラやホスト、デリヘルやソープといった夜職のお仕事をされていると、引越しができるのか不安に思うことはありませんか?

あるいは家賃の滞納や、クレジットカード、携帯料金などの滞納があっても同様に感じるかもしれません。

  • 連帯保証人がいない…
  • クレジットカード、携帯料金を滞納したことがある…
  • 家賃を滞納している…
  • 過去に債務整理をしたことがある…
  • タワーマンションに引越したいけど入居審査が不安…

賃貸物件のご契約や入居審査でお悩みでしたら、下記LINEよりお気軽にお問い合わせください。

\ 入居審査に不安のある方はぜひ /

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内在住の不動産屋スタッフです。年齢はアラサー。猫・柴犬・スイーツ・サッカーが好き。毎月8名前後、年間で約100名程の夜職をされている方のお引越しのお手伝いをさせていただきます。ネット回線の代理店に1年間勤務していた関係でネット関連も詳しいです。

目次