保証会社日本セーフティーは夜職や水商売には厳しいの？企業情報や審査基準レベルを徹底解説

こんにちは！黒猫賃貸【風俗・水商売・夜職専門不動産】の中の人です。

最近ではTVCMなどでも見かけるようになった「日本セーフティー」ですが、賃貸物件を借りるときに利用するのに安心できる保証会社なのでしょうか？

夜職・水商売・個人事業主の人や、何らかのご都合で無職の人などには、保証の与信審査レベルも気になるところです。そこで、今回は日本セーフティーの企業情報とともに、実際の審査基準についてもご紹介していきましょう。

この記事は、水商売・風俗などの夜職専門不動産の現役営業マンが執筆していますので、信憑性は確かです！

保証会社の日本セーフティーとは？

日本セーフティーは、平成29年度に施行された「家賃債務保証業者」にも登録されています。これは、国土交通省の定める要件を満たしている証となり、国の基準を満たしている「信頼性」を持った保証会社ということです。

企業名	日本セーフティー株式会社
設立	1997年2月
従業員数	647名
東京本社所在地	東京都港区芝5−36−7三田ベルジュビル8F
TEL	03−5446−5700
大阪本社所在地	大阪府大阪市西区江戸堀2ー1ー1江戸堀センタービル19F
TEL	06−6225−9005
加盟信用情報機関	・公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会 ・CGO（一般社団法人　賃貸保証機構）
協定不動産会社数	50,000軒以上

主な加盟団体としては、「日本賃貸住宅管理協会（家賃債務保証事業者協議会）」と、「CGO（賃保証機構）」の2つの機関に登録しています。

日本セーフティーの特徴

ほかにも、子会社による賃貸関連の保険業務の取り扱いや、賃貸保証機構や全国賃貸管理ビジネス協会などにも加盟しており、その歴史とともに賃貸保証業界でもトップクラスの会社といえるでしょう。

日本セーフティーの審査時間・利用料金は？

日本セーフティーの審査時間と利用料金については、次のようになります。

審査時間	15分程度から状況により1〜2日程度
審査結果	原則不動産会社に通達
本人確認	記載事項の内容によって必要なときのみ

基本的には不動産（賃貸）会社の窓口を通じてやりとりを行うスタイルです。

利用料金（保証料）

保証料については、住居用は「家賃の金額」と、「保証人の有無」に応じて変動するタイプになります。

賃料（諸費用含む合計額）	保証人あり	保証人なし
～5万円未満	20,000円	30,000円
5万円～7万円未満	28,000円	48,000円
7万円～10万円未満	38,000円	68,000円
10万円～13万円未満	48,000円	88,000円
13万円～16万円未満	58,000円	108,000円

16万円以上の家賃については賃料合計の「保証人あり：40％」と「保証人なし：70％」となり、年間の保証更新料は一律「10,000円」となっています。

テナントの場合

テナントの場合の保証料は次のようになり、こちらも「賃料」と「保証人の有無」で内容が異なります。
賃料によって割合よりも最低保証額の方が高いときは、下記「最低額」が適用されますのでご注意ください。

項目	保証人あり	保証人なし
初回保証料	賃料合計の50％	賃料合計の100％
最低額	20,000円	30,000円

更新保証料に関しては、保証人の有無に関わらず「賃料合計20万円以下：20,000円」と「賃料合計20万円以上：40,000円」です。

そのほかにも「原状回復保証料」として保証限度額1ヶ月〜3ヶ月分の範囲で賃料の15％〜35％の費用が発生する場合もありますので、契約時にはよく確認しておきましょう。

入居審査に必要なもの

日本セーフティーの入居審査では、次のものが必要になります。

外国籍の人

・在留カード
・特別永住権者証明証　など

日本セーフティーの審査基準は厳しいの？

日本セーフティーは、大手保証会社の中でいえば入居審査は「緩め（甘い）」の判断基準となります。CGO系の保証会社は、独自のネットワーク情報と審査基準のため、加盟団体による審査の制約はあまりないというのが特徴です。

むしろ「無職・生活保護・年金受給者・外国籍」などの、ほかの協会基準から漏れるような人に関しても、審査を前向きに行う傾向があります。

夜職・水商売・個人事業主の人でも、収入が安定しているならばあまり問題にならないようです。

日本セーフティーの審査基準！通る人と通らない人の違いは？

それでも「日本セーフティーの審査に通る人と通らない人の条件が気になる」という人に向け、それぞれの内容についてみていきましょう。

日本セーフティーの審査が通りやすい人とは？

日本セーフティーの審査が通りやすい人としては、安定した状況にある人と言えるでしょう。

やはり一般的に社会的信用の高い人ほど審査はすぐに通ります。

日本セーフティーの審査が通りにくい人は？

日本セーフティーの審査が通りにくい人の傾向としては、次のようなことが考えられます。

夜職や水商売だから…個人事業主だから…という理由よりも「正確な情報を入居審査に提供しているか？」を重視する印象があります。

クレジットカードや消費者金融での金融事故などは影響しませんが、この点には注意しておきましょう。

日本セーフティーから入居審査時に電話がかかってくるとしたら？

入居審査時には、日本セーフティーから本人確認や在籍確認の件で、申込者や緊急連絡先、連帯保証人、加えて勤務先に電話がかかってくる可能性があります。

日本セーフティーの電話番号（フリーダイヤル）	0120-534-353
日本セーフティーの電話番号（札幌支店）	011-233-0900
日本セーフティーの電話番号（仙台支店）	022-726-6700
日本セーフティーの電話番号（新潟支店）	025-240-0027
日本セーフティーの電話番号（埼玉支店）	048-640-0027
日本セーフティーの電話番号（千葉支店）	047-432-4800
日本セーフティーの電話番号（東京支店）	03-5446-5700
日本セーフティーの電話番号（西東京支店）	042-540-7070
日本セーフティーの電話番号（横濱支店）	045-316-1850
日本セーフティーの電話番号（湘南支店）	0466-55-2891
日本セーフティーの電話番号（静岡支店）	054-652-3030
日本セーフティーの電話番号（名古屋支店）	052-269-0600
日本セーフティーの電話番号（京都支店）	075-221-3700
日本セーフティーの電話番号（大阪支店）	06-6225-9000
日本セーフティーの電話番号（神戸支店）	078-327-4500
日本セーフティーの電話番号（岡山支店）	086-899-6770
日本セーフティーの電話番号（広島支店）	082-511-4500
日本セーフティーの電話番号（松山支店）	089-903-1060
日本セーフティーの電話番号（福岡支店）	092-433-4500

夜職や水商売の人でも日本セーフティーなら審査も前向き？

日本セーフティーは古参の保証会社のひとつで、よほどの自社とのトラブルがない限りは、審査の間口は広い印象の保証会社です。

夜職や水商売の人でも関係なく「収入面が安定しているか？」を重視する傾向なので、開業間もない個人事業主の人でも、事業計画や売り上げに見合う家賃相場が適正であれば、前向きに検討してくれる可能性は十分にあります。

独自の入居支援策や、学生入居支援なども積極的に行っていますので、不動産屋さんで取り扱いがあれば指名してみても良いのではないでしょうか？