こんにちは!黒猫賃貸【風俗・水商売・夜職専門不動産】の中の人です。
「オリコフォレントインシュア」ってどこかで聞いたことある名前だと思いませんか?そう、あの「オリコカード」のオリエントコーポレーションの賃貸保証専門のグループ会社です。
有名企業の保証審査については、夜職・水商売・個人事業主には厳しいのか気になるところです。そこで今回は、オリコフォレントインシュアの企業情報と、その審査基準について詳しく解説していきましょう!
この記事は、普段から風俗業・水商売専門にお部屋探しをする不動産会社に勤務する現役営業マンが執筆しているので、信憑性は確かです!
保証会社のオリコフォレントインシュアとは?
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オリコフォレントインシュアは、1954年創業の株式会社オリエントコーポレーションの「賃貸保証事業」に特化した子会社です。
割賦事業や銀行保証事業などでの永い実績を持つ親会社のオリエントコーポレーションは、グループ全体の従業員数が3,400名を超える超巨大企業になります。
オリコフォレントインシュア会社概要
企業名 | 株式会社オリコフォレントインシュア |
設立 | 2006年12月 |
従業員数 | 361名 |
本社所在地 | 東京都芝区芝浦4−9−25 |
TEL | 03−6743−6152 |
加盟信用情報機関 | ・日本住宅管理協会 ・LICC(全国賃貸保証業協会) ・JICC(株式会社日本信用情報機構) ・CIC(株式会社シー・アイ・シー) |
主な加盟団体としては、まず「日本賃貸住宅管理協会」に加盟しており、同協会の「JPM(家賃債務保証事業者協議会)」の定める自主ルールに基づいて運営されています。また、国の定める「家賃保証債務業者」認定企業です。
オリコフォレントインシュアの特徴
オリコフォレントインシュアは、国の定める「家賃保証債務業者」登録第1号の認定企業です。この実績からも、保証業界ではかなり影響力の強い会社と言えます。
尚、オリコフォレントインシュアでは「収納代行」による家賃の立替えを行っており、クレジットカードの利用には対応していません。
オリコフォレントインシュアの審査時間・利用料金は?
オリコフォレントインシュアの審査時間と利用料金については、次のようになります。
審査時間 | 2〜3日程度(即日の場合もあり) |
審査結果 | 原則不動産会社に通達 |
本人確認 | 本人・勤務先への在籍確認の可能性あり |
審査については、概ねクレジットカード発行の審査と同じになります。
オリコフォレントインシュア利用料金(保証料)
オリコフォレントインシュアの保証料は、利用する不動産屋さんにより異なる場合があります。
基本となる保証料は次のプランで、年間更新料はありません。
初回保証料 | 月額賃料の50% |
毎月保証料 | 月額賃貸の1% |
オリコフォレントインシュアの基本保証料形態は、「初回+毎月」の支払いということになります。
オリコフォレントインシュアの保証料パターン
オリコフォレントインシュアの保証料のパターン変化は次のようになります。
初回保証料が低くなり、月額の割合が増える |
初回保証料が高くなり、月額はなくなる。ただし、年間更新料が発生する |
設定されるプラン内容については、ご利用先によりプランが異なる場合があります。
オリコフォレントインシュアの審査基準!通る人と通らない人の違いは?

オリコフォレントインシュアの審査基準については「厳しい」と評判です。
収納代行システム利用による貸金業法による与信審査と、JICCの信用保証データ照合による事故歴の確認と、二重の審査が行われます。
家賃の保証会社の審査基準のレベルで言えば「最難関」基準ではないでしょうか。ただし、あくまでも「保証会社としては」という意味になります。
オリコフォレントインシュアの審査について
オリコフォレントインシュアでは、一般的な「オリコカード」の発行基準をベースに審査していると思われます。
保証会社の審査としては最難関ではありますが、クレジットカードの中では比較的に「甘い」と言われている発行基準です。クレジットカードや借入金の遅延・滞納などのトラブルがない人はあまり気にする必要はありません。
オリコフォレントインシュアは金融ブラックでも大丈夫?
残念ながらオリコフォレントインシュアについては「金融ブラックの人は利用できない」でしょう。
年収については比較的に緩めな基準ですが、「信用」についてはオリエントグループ自体が重視する項目になります。
オリコフォレントインシュアの入居審査が通りやすい人とは?
オリコフォレントインシュアの審査が通りやすい人としては、年収などの収入額よりも「信用が高い」人になります。
- 勤務先(定職)がある
- 勤続年数が長い
- 定期収入が定まっている
- 借入に延滞や遅延履歴がない
消費者金融やクレジットカードの審査とおなじく、少額貸付を前提に審査されます。ほかの消費者金融やクレジットカードも含めて、年収と借入枠のバランスを考慮したやり方です。
オリコカードで言えば、年収が低くとも「事故歴がない人」は審査通過率は高いと言われています。
夜職・水商売・個人事業主の人でも、収入が安定して事故歴がない人であれば問題はありません。
オリコフォレントインシュアの審査が通りにくい人は?
オリコフォレントインシュアの入居審査が通りにくい人の傾向としては、次のようなことが考えられます。
- 過去に借入に遅延や延滞などの事故情報がある
- 年収が基準に達していない
- 多重債務になっている
- 収入が不安定
- 勤続年数が短い
- 直近でほかの金融機関に借入申し込みを複数行っている
信用重視のオリエントグループでは、貸金業でのトラブルは大きく影響してきます。支払いの遅れはもちろんですが、「上限枠いっぱいまで利用している」などもマイナス評価になります。
また、ほかの金融機関への借入申し込みの履歴も、合否に関わらず「申し込み」で開示されますので、該当する場合は少し時間を明けてから申し込んだ方が良いでしょう。
オリコフォレントインシュアから入居審査時に電話がかかってくるとしたら?
入居審査時には、オリコフォレントインシュから本人確認や在籍確認の件で、申込者や緊急連絡先、連帯保証人、加えて勤務先に電話がかかってくる可能性があります。
オリコフォレントの電話番号 | 0570-030-123 |
オリコフォレントインシュアは夜職・水商売・個人事業主にはどうなの?
オリコフォレントインシュアは保証業界では特に厳しい審査基準で評判の会社です。しかし、クレジットカード事業の方では、ほかに比べて「審査は甘い」方だという認識になります。
オリコグループの重視するポイントは「信用性」になります。夜職・水商売・個人事業主の人でも「年収が低いから無理かな」と思うよりは、「勤続年数」や「クレジットヒストリー」を確認してください。
預貯金のある人は、審査時に通帳のコピーなどを一緒に提示すると、その部分も考慮されるといいます。選んだ物件の家賃と年収のバランスに、預貯金(資産)の後押しが取れるならば審査は有利になるでしょう。
ただ、仮にオリコフォレントインシュアがダメでも、ほかの「信用系」の保証会社を利用すれば良いだけのことです。
保証料も安いわけでもないので、物件の条件などでオリコフォレントインシュアでないといけない理由がない限りは、特に固執する必要もありません。